チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

長州藩、忠蔵さんの農民日記61、ほこり落とし

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

今日は、ほこり落としのことです

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ほこり落としで、肴をかったり、お米を渡したりしています すす払いのあとのお礼かと思いました 三隅町史と注進案で、調べてみました

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すす払いは、12月13日に、昔から行われてきたようです テレビやラジオでも、言っていました ほこり落としは、10月なので、ちがうようです

注進案に、ほこり落としがありました

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稲の収穫、蔵納が終わり、麦種まきもすませて、ゆっくり休んだようです 調べたのは、長門地方だけですが、県内各地で行われていると思います 餅つきや「いのこ」の行事もありました いのこの様子の絵が、注進案にかかれています 見島では、昭和50年代も行われていましたが、今は、どうでしょうか

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おいしい料理をいただいて、収穫を喜ぶという、農家の大きな区切りだったようです

12月13日、すす払いのあとは、いよいよ年末です 住み込みで働いている人は、お米を労賃にもらって、実家へ帰ったようです