チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

長州藩、忠蔵さんの農民日記8、鯨うね代

今日も、各地で大雨が降っています 被害も出ているようです

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三隅川の水は、昼には、ひいていました 4日夕方に、畑に置いた空のおけには、水がたまっていました 250ミリです 400ミリとか800ミリとか降ったところは、すごさが想像できます

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今、襖に貼ってあった、江戸時代の日記を整理しています 今日は、鯨の代金です

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鯨1斤(160目)が、60文で売られています 忠蔵さんは、390目買って、1匁8分2厘7毛払いました 計算機で出しましたが、江戸時代、どうやって、この細かい代金を出したのでしょうか 今、考え中です

代金は、仙崎(瀬戸崎)に払っています 

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江戸時代の、鯨漁を、資料で見てみました

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長門近辺では、通、仙崎、川尻に、鯨組がありました 鯨が、毎年たくさん捕れたようではありません 江戸時代末には、外国の捕鯨船団の影響もあったようです

鯨のことは、「萩ものがたり」に分かりやすく書いてありました

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近代式捕鯨への取り組みや、南氷洋への出漁のお陰で、自分たちは、たくさん、鯨をいただくことができたようです

仙崎と川尻の鯨組も、少ない鯨をめぐって争いがあったようです

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通浦が不漁だったときの様子を、庄屋、戸田さんが書いています

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享保の飢饉は、農産物だけでなく、海産物もきびしかったようです