チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

長州藩、忠蔵さんの農民日記3、醤油代

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今、強い雨雲が、かかっています 昨夜、近くに次々雷が落ちました 1時間位しておさまったと思ったら、大雨注意報が入り、遅れていると思ったら、雷の第2弾が来ました 明け方、第3弾が来ました 九州の方は、たいへんみたいです

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忠蔵さんの日記から、代金の紹介をしていきます

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醤油5合で、5分となっています 1文=10円、1匁=800円として、醤油5合は400円 1文=〇〇円は、いろいろあるようですが、面倒なので、とりあえず10円として、これから、紹介していきます

醤油は、子供の頃、空瓶(網かごに入れて)を持っていって、樽から入れてもらった覚えがあります 江戸時代、液体のものは、とっくりを持っていったのでしょうか

江戸時代の貨幣や単位について、まとめてみました 1分銀の「分」と匁・分の「分」が同じものと、勘違いしていたことに気づきました また、匁、分、厘、毛は、今のような万、千、百、十、一のように、単位をもとにした実お金があるのではない、ということも分かりました 支払いのときは、その都度、変換計算が必要です

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長州と江戸では、交換比率がことなるようです 長州では、紙のお金、「札銀」も使われていたようです 安政時代の「教科書」に、変換の問題がありました 目銭、変法九六も、考慮するようになっています ややこしいですね この問題は、そろばんのページの例題です 江戸時代の町人は、現代人より計算に強かったのかも

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風土注進案(天保時代)に、前大津、三隅村の職業が書いてありました 忠蔵さんは、これらの店で買い物をしていたのでしょう 記載されていない店の種類もあるようです 次回、他の村の職業も紹介したいと思います

門男、無縁が多いのも、気になります このことについても、調べてみたいと思います