チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

田舎ぐらし、庄屋の名字のこと1

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庭でギボウシが咲いています 普通、初夏に咲くのに、これは、秋 地区の薬師堂に、秋に咲くギボウシがあるので、それが咲いたら、比べてみようと思います ナンカイギボウシかな

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道に、実が落ちていました

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上には、アカメガシワがありました アカメガシワは、根だけでも広がるのに、種がこんなにたくさん出来るとは 

ところで、今まで、庄屋とはえらい人で、庄屋といえば、皆、名字がついていると思っていました が、書類上や公の場では、名字がない庄屋もあったのかなと思うようになりました

天保の一揆の文書に、庄屋の名があります

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名字がある庄屋とない庄屋があります(下関市豊田町) 記録した人が、名字を忘れていたということも考えられますが

次は、享保時代の山の境を決めた文書です

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中村の庄屋、坂井さんは、名字がありますが、畔頭(くろがしら)は、当然、名字が書かれていません

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中村・生島村の境確認に、生島の庄屋の名、善兵衛さんがありますが、名字が書かれていません 実は、三隅の歴史書の中には、生島の庄屋の名が一人もないのです ずっと庄屋がおかれていたはずですが、名字が名乗れないので、記録に残らなかったのでしょう

庄屋が名字を許されるためには、かなりのご奉仕が必要だったようです 続きは、次回