天保の書、防長風土注進案の植物について調べています
今回も深川村の植物です
1 里芋
2 しゅう芋
山芋の仲間の、ツクネイモ(捏ね芋)(束芋)が、長門地方で栽培されています このことではないかと思いますが、まだ、よく分かりません
3 蓮芋 はすいも 里芋に似ていて、茎を食べるものです 以前、この辺りでは、どこの家でも栽培していましたが、写真がありません 残念
4 唐芋 サツマイモ
薩摩芋、琉球薯など色々な名前があるようです
5 生姜 しょうが
6 茄子 なす
7 胡瓜 きゅうり
8 瓜 うり
9 南瓜 かぼちゃ
10 東瓜 とうがん 冬瓜
瓜の仲間を絵で紹介します(牧野植物図鑑参照) カボチャもボウブラも、ポルトガル語のようです
芋類について、風土注進案の産物からひろってみました
サツマイモは、天保時代には、広く栽培されていたことが分かります 享保の飢饉のとき、通浦は、苦しい状況だったようです(戸田家文書) 天明の飢饉(1782年)のとき、当家は、悲惨な状況に陥っています(当家記録) サツマイモは、2つの飢饉以降、長門で栽培されるようになったのかも