長門市、「いこいの森三隅」の植物観察を続けています
道沿いに、イネ科植物がありました
この種類は、区別にいつも悩みます まず、部品の名前が、聞き慣れないものです
葉舌(ようぜつ)、てつ毛、走出枝(そうしゅつし)、枝の刺、葉巾、葉先の形などで、違いを、絵にしてみました
部品を確認してみます
実(小穂)は、緑と白い部分があります
葉巾は、5ミリ程度、先は、急に細くなっています 舟形です
葉舌(ようぜつ)は、5ミリ程度あります 長い方です
実の下の部分に、てつ毛が見えます
枝に、刺があります さわるとざらつきます
いこいのものは、まだ大株になっていませんでしたが、やがて、株になると思います 走出枝(そうしゅつし)は、ありませんでした
部品の特徴から、カラスノカタビラ(オオイチゴツナギ)と考えました
この草は、最近、春先に、道路沿いで見ることが多くなったように思います 牧草にもできそうです
スズメノカタビラのよく育ったものと、並べてみました
名前のように、大きさは違いますが、よく似ているように思います
これから、夏にかけて、イネ科の草で勉強ができ、老化防止になります
5月10日にオオスズメノカタビラからカラスノカタビラ(オオイチゴツナギ)に訂正しました
その関係資料を追加します 説明図の内容を増やしました
いこいの森の根元です
左ミゾイチゴツナギの根と並べてみました 倍以上の太さがあります ラッキョウの根のような形で、走出枝がでそうにありません
葉には、とげがあり、さわるとざらつきます
葉鞘は、平滑です
右ミゾイチゴツナギの葉舌より、かなり大きいです
実には、白毛があります いね科は、むつかしいです