天保の書、防長風土注進案の植物について調べています
深川村の続きです
1 (ルビ)ちさのき チシャノキ エゴノキ
これは、チシャノキです
これは、エゴノキです 歌舞伎に出てくる「ちさのき」は、エゴノキのことのようです
2 (ルビ)ぐみ
昔から植えてあるのは、トウグミで、最近は、実が大きいダイオウグミが植えられているようです
3 (ルビ)うつぎ
4 もっこく
5 (ルビ)もちのき
6 くわ
これは、ヤマグワです 子供のころよく食べたクワの実は、もっと大きかったように思います
7 ゆずりは
ユズリハは、しめ飾りに使われています
8 しゅろ
10 りやうぼ リョウブ
次回も深川の植物について、紹介します
追記
江戸時代の桑(桒)については、養蚕のために栽培されたもと思われます 田、畠の他に、桑や屋敷にも年貢がかけられています
明和8年(1771年) 桑に米1升の年貢がかかっています 屋敷は、四半軒(本軒の4分の1)で、5分2厘5毛(本軒2.1匁) このころから、我が家は、傾いたことが分かります 天明の飢饉の後は、最悪状態でした