長門市、「いこいの森三隅」の植物観察を続けています
先月の間伐で、新しい遊歩道Fができました 展望台Bから西に行く道は、藪で進めません
遊歩道の道沿い、湿ったところに、オオバタネツケバナがありました 一見、やせたクレソン(オランダガラシ)のようです
タネツケバナと並べてみました
オオバタネツケバナやタネツケバナは、テイラギ(ていれき)と呼ばれます 今は、オランダガラシ(帰化植物)もテイラギと言っています
テイラギについて、三隅町の歴史と民俗(昭和48年)に次のようなことが、書いてあります
清冽な水系を好むオランダガラシ(俗にテイラギといっている)は、町内にも、各所に群生し、殊に、国道から見下ろす、三隅川のここかしこに群落をなしている (略) オランダガラシは、食用植物で、生のまま食べられる 半日あまりうす塩に漬けたあと、サラダにして食べたり、また、ひたしにしたり和え物にしたりする しかし、なんといっても、生のまま食べるのが最上である 日本では、これを刺身料理のつまにして食べている
去年、カンアオイの仲間を見つけていましたが、葉が似ているので、花が咲くのを待っていました やっと、花がつきました
サンヨウアオイは、おしべが、6本です
一位が岳では、タイリンアオイが見られます
サンヨウアオイ(左)とタイリンアオイ(右)を並べてみました
山口県では、あと、2種類分布しているようです