村田清風旧宅(三隅山荘)は、20年位前に、大改修が行われました
旧宅門の横に、1本大木がありましたが、多分、この工事のときに、じゃまになったので切られたものと思われます 当時、文化財専門委員だったO先生(元高校教師で植物に詳しい方)が、「あの木を切ってしもうちょる あれは、貴重な木だったのに・・・」と言っておられたのを思い出して、確認に行きました
切り株から、新しい芽が伸びて、りっぱに成長していました O先生の言っておられたのは、多分、この木だろうと思います マテバシイのようです マテバシイは、日本海側北限が角島とされています(山口県植物誌) 自然に生えたものだとすると、とても貴重なものです マテバシイは、三隅ふれあいパークに、たくさん植栽されています
2つを並べてみました 左、清風旧宅のもの 右、ふれあいパークのものです
葉の形、色、脈、葉柄基部のふくらみ、枝の様子、樹皮の様子、冬芽など、よく似ています 村田清風旧宅の木は、マテバシイのようです 今度、じゃまになったら、幹は残しておいて欲しいですね