チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

天保時代、長門のホトケノザとタビラコのこと

晩秋ですが、道端で、ホトケノザの花を見つけました

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普通、図鑑には、七草ホトケノザは、タビラココオニタビラコ)のことと書いてあります 

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天保時代にまとめられた防長風土注進案:長門の部には、佛座(ホトケノザ)とタビラコの両方が載っています この頃、この地方では、ホトケノザタビラコの区別があったようです タビラコの仲間を紹介します

タビラココオニタビラコ)です

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タビラココオニタビラコ)の種の先に、角があります

次に、ヤブタビラコです

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ヤブタビラコの種の先には、角がありません

次は、オニタビラコです

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オニタビラコの種には、冠毛があります

ただ、風土注進案で、タビラコヤブタビラコが区別されていたのかは、分かりません

ちなみに、昔、「あさがお」は「ききょう」のことだったと、よく言われます 天保時代の長門では、キキョウは、「桔梗」、アサガオは、「朝貌」と、記されています 防長風土注進案は、じいにとって、いろんな発見があります