キクバヒヨドリとサケバヒヨドリは、葉裏(下面)の腺点の有無で区別されています
私は、山口県植物誌をもとに、自分用の手引書を作成し、野外観察のときに使っています
葉裏に腺点があります
葉は1回切れ込んでいます
これは、市道沿い山側に生えていました
次は、生島のキクバヒヨドリです
葉裏に腺点があります
葉は2回切れ込んでいます
これは、山の中に生えていました 毎年笹を刈っていますが、いつか笹に負けてしまいそうです
次は、青海島のキクバヒヨドリです
葉裏に腺点があります
葉は1回切れ込んでいます
5月、葉が出たばかりです ここは、山陰の道沿いです
次は、青海島のサケバヒヨドリです
葉裏に腺点がなく、毛があります 白っぽいです
葉は2回切れ込んでいます 表にも毛があります
5月、葉が出たばかりです ヒメハギとキジムシロが見えます
道沿い山側で、やや乾いたところにありました
次は、飯井のサケバヒヨドリです
葉裏に腺点がありません 毛があり、白っぽいです
葉に切れ込みがありません 県道沿い山側で、草刈りをされたあと葉を出したためでしょうか
葉の形が気になったので、鉢植えして、経過観察することにしました
花のあと、たくさん種ができ、冬、地上部は枯れました
冬を越しました 枯れた茎が残っています 5月、今の状態です 葉は1回切れ込んでいます
葉裏に腺点がありません 毛があり、白っぽいです
葉表に毛があります 去年の切れ込みのない葉は、やはり草刈りの影響でしょう
葉表 左サケバヒヨドリ 右キクバヒヨドリ サケバヒヨドリは、毛があり、白っぽく、堅そうです
葉裏 左サケバヒヨドリ 右キクバヒヨドリ サケバヒヨドリは、毛があり、堅そうです
長門では、キクバヒヨドリとサケバヒヨドリの両方、野外観察で楽しめます
昨日は、津和野に行き、焼き肉パーティーをしました 集まって食べるのは、いいもんですね