近くの山の気になっていた木が花をつけました コヤブデマリです この木の名前が分かり、ガマズミの仲間とコヤブデマリの葉の違いが分かりました
ガマズミは縁が丸くへこみ、葉脈が先まで届いています ヤブデマリは縁が山になり、葉脈は途中で切れています ガマズミの基部は切形から心形ですが、ヤブデマリは鈍形に近くなります 装飾花がつくかつかないかではっきりします
左から ガマズミ、コバノガマズミ、ミヤマガマズミ、コヤブデマリです
ガマズミの花は白 葉色はやや薄く形は多様です
実は赤く熟すと丸くなります
コバノガマズミの花は白、実は上に向きます
ミヤマガマズミの花は白、実は赤く熟したれます 葉色はやや濃く、形は多様です
コヤブデマリは、山口県の至るところに分布します(山口県植物誌) 北陸・東北地方に分布するケナシヤブデマリの小さい型です ヤブデマリの仲間は装飾花がつきます
追記 令5,5,29 山口県植物誌p488 ヤブデマリ標本について 山口県のものは、ほとんどコヤブデマリで、②の徳佐のものがヤブデマリに当たる
ケナシヤブデマリによく似ています
実はやや扁平 果実は黒く熟す
コヤブデマリのお陰で、ガマズミの仲間がよく分かるようになりました
追記
5月7日 津和野の山にコバノガマズミとコヤブデマリがたくさんありました
コバノガマズミです
コヤブデマリです