チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

三隅の名の由来

今日は一日強い雨が降っています 古文書につかりました

三隅(長門市)という名は、平安時代(930年代)の和妙類じょうしょうにあり石見国にも同名が記載されているようです 三隅を美須美と読んでいるようです

寛保2年(1742)行程記に、三隅の名の由来が書いてありました

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右上の説明です

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里民の話として紹介してあります

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独学者が解釈してみました 間違いに気付いた方はお知らせください 40年前岳山から取った写真があったのでそれで紹介します 今はこの山からの展望はできません

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三隅中心地中村、市です 左が三隅中学校 右が明倫小学校です 「当所より生嶋、津雲、飯井、三見通りて山陰道につづき」 正面の谷が生島です 右山裾に我が家の屋根が見えます 左道が津雲へ行き海岸の飯井、三見へ続きます

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谷中央が中小野、右が宗頭です 「又、宗頭、滝坂、赤村、大田、山口、小郡とつづいて山陽座う場」 宗頭から滝坂、赤郷、絵堂、大田、小郡と進む道です 

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左が沢江、中央が浅田、浅田小学校旧校舎、写真の右が豊原です 青海島に向かって仙崎がのびています 右が仙崎湾(三隅湾)左が深川湾です 「又、豊原、深川、より府河江通りて西海路に至る」 昔豊原から船が出ていました

「魚伖の道洙」これは独学者の解釈です 立派な魚のすみかに素晴らしい川が三通りあるがごとくだから三隅とついたのだと

古文書をひも解くのは楽しいですね