明けましておめでとうございます 王子山公園から皆さまのご健康ご多幸をお祈りします
みすゞさんのお父さんは渡海船の仕事をしていました 橋は昭和４０年頃にできたので、この王子山にはお父さんの船で渡っていたのでしょう ここから見た景色を「王子山」という詩に読んでいます 「王子山から町見れば、わたしは町が好きになる」「木の間に光る銀の海」「銀の瓦と石垣と」 お父さんの仕事終わりの帰りの船まで、ここで待っていたのでしょうか 釣りをしていたので思い出しますが、夕暮れになると海は次第に光りながら黒くなっていきます お父さんを待ちながら、夕日を受けて町も海もきらめきながら黒くなっていく様子を見ているみすゞさんを想像しました 学生時代、夕暮れ時に青海大橋の下の砂利海岸を親子が手をつないで歩いている姿を写真に収めたことも忘れられません とても温かい光景でした
王子山公園から仙崎を眺めるとみすゞさんの心がまた一つ伝わってきます
今日は平成２８年１月１日 千畳敷に初日の出を見にいってきました
東の空には昨日からの雨雲が残っていましたが、残りの雲の上からの日の出を見ることができました 間の海の上に細くなっているのがみすゞさんの町仙崎です その左少し小高いところが王子山公園です 今年もよい年になりそうです
