チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

お堂に二つのお地蔵様がありました

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古い地図を見ました 上は寛保2年(1742年当家二・三世の頃)御国廻御行程記です カバ御曹子塚(源範頼供養塔)やカバ縄手(ナワテとは道のこと)があります 現国土地理院地図にはありません 西に久原山(香月泰男画伯生家上)があります 中は三隅町の歴史と民俗の表紙の裏(出所は分かりませんが家が○で門前の家の数が多く古いことが分かります) 下は当家所有明治20年生嶋村岡の䑓(オカノダイ)です(この一番上に前にお話しした堤があります) 瀬戸と蒲(カバ)の位置が分かります 

門前には今は一軒もなく林になっています 門前の上の山は坊の辻山と書いてあります 門前とは社寺の門の前という意味でしょうか 坊の辻とは宿坊の上の山という意味でしょうか この地方では山頂のことをテンツジと言っています 瀬戸内でもテンツジと言うそうです 共通点は何でしょう 

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気になって行ってみました 姫田の森の西側にお堂がありました 中にお地蔵様が2体ありました 姫と乳母の話に合います 柿、おはぎ、花、お菓子など供えてありました 今も祀られているので感激しました 

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森に実のなっているセンダンがあり子どもの頃の記憶と一致しました

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生島の谷の方を向くと左に姫田の森、正面に源範頼の墓、右に源範頼の供養塔、その上に鷹狩りの山が見え、源氏、大内、毛利と800年の時の流れを感じることができます

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源範頼の墓地は雑木林の上ヒノキ林に少し入ったところにあります 墓や供養塔は次回紹介します