チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

ジュズタマを取りました

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川に生えているジュズダマを取りました 今年は天候に恵まれたのか黒い実がたくさんあります 少ない年は白い実がほとんどです 黒光りしている実も日がたつと灰色になりちょっと残念 この川は昭和40年代後半に曲がっていたものをコンクリートで真直ぐにしました そのため生き物もいませんでしたがやがて砂利が溜まり植物が生え魚やホタルが育つようになりました ただ昔のような泳げる深さや生き物の豊かさはありません 

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川の名前を姫田川(ひめだがわ)と言い川下に姫田の森がありそこに供養塔があります センダンの大木があり子どもの頃鳥のわなの餌集めに行ったことがあります 小さな祠や石塔がありました 今は猪のせいか皆線路沿いに転げ落ちているようです 

大内最後の昔話があります(平成3年三隅町教育委員会作成)義隆の娘鶴姫は夫となるはずの陶清秀の父晴賢の叛逆のため山口から逃れ瀬戸崎(仙崎)に向かいこの地まで来たところで父の死を知り自害、姫の骸を川の淵に沈め乳母も自害したということです 子どもの頃は京都のお姫様が旅の途中で亡くなったからと聞いていました

姫田の森の下を常心(じょうしん)と言い向かい側に瀬戸という地名があります 今の川は深いところはありませんがお宮の先代(故人)は大昔はこの辺りまで船着き場があったと話していました ちなみに今住んでいるこの地は生島(いかしま)と言います

天保時代作成防長風土注進案では生嶋川となっていますが地元で生島川と呼んだことはありません