チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

杉の枯れ木を切りました

よすぎる天気が続いています

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甘夏の花が咲きました

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ミツバチがせっせと働いています

よその倉庫の方向に傾いていた杉を切りました

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まだ生きているのかよく分かりません

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根本は完全に朽ちている様子です

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まず、じゃまになるマダケを切りました

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ロープで倒れる方向を制御しようとしましたが、意味がなさそうなのでやめました

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トタンの向こうに落ちるようにと、できるだけ高いところを切りました 上の方まで朽ちている様子

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枝がすっかり枯れていたので、ストンと落ち、手前に倒れてしまいました 突き倒してすぐ逃げましたが、脚立に乗っていたら、大けがだったでしょう

まずは、安心

田植えをしましたが、水不足が心配

苗が順調に育ち、田植えができました

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無事田植えができましたが、水路の水量が減ってきました

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堰からもれる水を、少しでも減らすことにしました

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土手の草と砂利で、堰をとめました 水不足で、代かきがおくれているところが出ているようです

長州藩、忠蔵さんの農民日記92、しろかきのことと84麦うらしの訂正

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

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今日は、しろかきのことです

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文字は、はじめ、「同壱分」と読んでいましたが、「代」金が、未記入です これは、「酒詰壱升」と、読むのが正しいようです 酒屋「岡藤」(隣村、市の造り酒屋)からお酒を買ったことの記録のようです 以前紹介した84「麦うらし」も、「酒詰壱升」のことだと思われます(訂正) この時代(今も)、何か作業、仕事があるたびに、お酒を出していました 飲む量も、半端ではありません そのことを、子供、百合吉の名で処理しています 忠蔵さんは、文政12年11月に死んでいます 百合吉は、17歳でした 持病があって、百合吉に引き継ごうとして、こういう整理の仕方をしたのかなと思いました

84麦うらしの訂正の内容は、次のようなことです

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長州藩、忠蔵さんの農民日記91、一大事、桝が大きくなった

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

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今日は、お米蔵の7合5勺桝のことです 忠蔵さんは、文政3年、お米蔵の管理を引き継ぎました

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米蔵の7合5勺桝で、年貢・土貢をはかった記録が、見つかりました 生島村農民23人から、1軒あたり米7合5勺、集めています 1軒あたりなので、地下のための年貢かなと思いました 

記録をみると、この桝が大きくなったようです 不作で納められず、蔵米を借りたようにもなっています

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桝が大きくなったのは、生島村だけだったのでしょうか 農民にとって一大事です 文政12年は、物産会所ができて、米以外も統制されました これが、長州藩天保一揆の原因といわれています 藩の赤字解消のために、農民が犠牲にされたようです

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ちなみに、明治20年の地図によると、生島村の住人は、22軒で、江戸時代とほぼ同じです 

代かきをしました

鉢の温州みかんが咲きました

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甘夏と同じかおりがしています 実は、みかんのかおりを初めてかぎました

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昨日は、代かきをしました

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電柱に、今年もすずめが巣を作っています 穂が出たら、また、毎日追わなくてはなりません 困ったものです

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あちこちで、ハナウドが咲いています 田植え季節の花にぴったしです

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3日後には、田植えをする予定です

長州藩、忠蔵さんの農民日記90、櫨のこと3、櫨の木植え

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

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忠蔵さんの記録の中に、作物混納のことがありました

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櫨の実を収穫、混納したことが、かいてありました 前回は、「はぜもぎ」のことを紹介しました 今回は、植えたことです 高速道建設のために、まだよく育っていた櫨の木を伐りました 村田清風記念館への移植も検討されましたが、無理でした

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山で腐りかけていたものを、持って帰りました 田布施の櫨は、一回り大きく、樹齢250年以上だそうです 

子供のころには、畑のわきに、何本も櫨の大木がありましたが、役に立たなくなってからは、切られ、やがて腐っていきました

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今残っているものも、やがてくちていくと思われます

これらの櫨の木を植えたという、忠蔵さんの「記録」が見つかりました

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記録が見つかったことに、感激しています

風土注進案(天保時代)をみると、三隅の櫨の量が突出しています 三隅では、はやくから櫨の栽培が盛んだったことが想像できます ところで、だれが、この取り組みを進めたのか、気になりました

長州藩、忠蔵さんの農民日記89、櫨のこと2、櫨の収穫、はぜもぎ

ふすまに貼ってあった江戸時代の日記を整理しています

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記録の中に、作物混納帳がありました

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前回は、櫨の収量のことを紹介しました

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今日は、櫨を収穫したことの記録です 「はぜもぎ」と書かれています

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はぜもぎは、一気に行われています 手間賃も、他の作業より高めのように思います 高い木から、かぶれるのを心配しながらもぐのは、大変だったでしょう 「すぐり」というのは、実だけをすぐったのではないかと思います