チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

長門市、青海島の植物6月

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青海島から、40キロ離れた見島が、ときどき見られます 右は、相島です 梅雨に入ると、雨雲でどんよりした日が、続きますが、海は、とてもおだやかになります 萩から見島まで、船はぜんぜん揺れません 今、アゴ(トビウオ)のシーズンです ときどき、トビウオの群れにあうことがあります 

最近、長門市への観光客が増え、青海島にも、ダイビング以外で訪れる方も増えたようです 遊歩道があり、植物が観察できます 6月の植物を、紹介します

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ハマニンドウとニンドウ(スイカズラ)の両方が見られるので、並べて紹介します

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次回は、7月の植物を紹介します

小田原外郎(ういろう)のこと

家にあった古文書を、ボチリボチリ調べています

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学生時代、軒下に放置され、腐りかけていたふすまを見ると、古文書がはってあったので、いつか、読める日がくるだろうと、はいでとっておきました 

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張り紙には、忠蔵の日記や、畔頭(くろがしら)のときの記録や、近所の庄屋の帳面がありました

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これは、日記の一部です 

「8月2日 3分 右、小田原外郎茶代として、払いそうろう」

外郎(ういろう)といえば、山口、名古屋ですが、小田原にも外郎があったのですね

外郎と茶を買って、夏バテを乗り越えたのかな でも、

ネットで調べて分かりました 小田原外郎とは「薬」、「茶」ではなく「薬」でした

8月6日は、3分 三太郎の倅(せがれ)の元服の節の祝儀に遣っています

8月10日は、6分 てかご一つ、鍗(てい)治郎方へ、払っています

記録の中には、現代使われていないことばも出てくるので、悩みながら、読んでいます

梅雨前線が南下して、とても暑くなりました

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夏の日差しを浴びて、庭の鉢植えダイオウグミが、よくうれました 

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巨峰の実が、どんどんふくらんでいます

ところで、田んぼの方は、

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除草剤が切れたのか、ヒエが出始めました 明日からは、しばらくヒエ取りです

ブドウの網かけ

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庭のホタルブクロが、咲きました

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ボケが、咲きました これは、狂い咲きです

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一度、スミチオンをかけたソウメンウリですが、雨が降って、薬がうすくなったのか、ノコギリカメムシが、茎の汁をすっていました スミチオンで、しんだものもいますが、しぶといカメムシです

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イカは、もうだめでした 茎の根元が、かじられていました 来年は、ノコギリカメムシも想定して、苗の観察をこまめにしようと思います

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せめて、ハウス内のブドウは、確保しようと、周りに網をかけることにしました

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これで、小鳥、カラスは、まずだいじょうぶ カメムシは、すきまから入ると思うので、消毒と袋かけをしようと思います 網の下が広がっているので、ハクビシンは、だいじょうぶと思いますが、色づいたころに、重しをしようと思います 田舎での栽培は、気がゆるめません

山の草刈り、ビワがそろそろ

夏になり、つる植物もどんどん伸びています

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冬、ヤマモモノキに巻きついたつるを、竹藪といっしょに切り、すっきりさせましたが、もう、新しいつるが巻きついていました すごい生命力です ひもを引く剪定ばさみで、切りました これは、少々太い枝も切れる、優れものと思います

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今日は、地区墓地周辺の山の、草刈りをしました 

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山に植えたダイオウグミが、今年は、今まで以上に、たくさんなりました 小鳥やカラスも、食べきれないでしょう

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山のビワの実りは、去年の半分くらいですが、もうじき、楽しめます

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家の裏のビワの色づきは、やや早めです 就職した年に、幼木を植えたもので、樹齢40年以上になります ビワは、長寿で、長く楽しめるようです 数年前から、病気持ちなので、今年は、収穫後に、消毒しようと思います

そうめんうりとすいかが悲惨、ノコギリカメムシ

畑に植えたそうめんうりとすいかが、順調に育っていると思ったら

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そうめんうりは、茎が切れて、枯れています

掘ってみると

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まず、もぐらの穴

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次に、コガネムシの幼虫が出てきました

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土の中から、カメムシが はてな

すいかも、悲惨です

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どのすいかにも、5~6匹ついて、茎の汁をすっていました カメムシに食べられたのは、はじめてです

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このカメムシ、背中のまわりが、ギザギザ のこぎりみたいです

手持ちの図鑑で、調べてみました

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そうめんうりとすいかを食べていたのは、ノコギリカメムシのようです 土の中にいて、うり科の野菜を食べることがある と でも 今回は、大被害です 1年中わらを敷きつめていたのが、あだになったのかも スミチオンをかけましたが、2時間たって、やっと動かなくなりました おそるべしノコギリカメムシ

伸びたたけのこ切り

山口県も、きょうから梅雨入りしました 今日は、どんよりして雨が降らず、蒸し暑く、確かに梅雨に入った感じでした 平年より8日早いとか

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堤では、モリアオガエルが、しきりに鳴いています ネジキの花が咲きました この木にモリアオの卵がつくのも、すぐでしょう

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たけのこが伸びてきたので、侵入してきたものを切りました

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たけのこの皮がついているのに、杉の木の高さになっています この伸びる力を見つけるために、たけのこをプールいっぱいにして、ジベレリンを抽出したとか

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たけのこは、もう、竹になっているものがほとんどです とりあえず2か所切りました あと、3か所残っています

次は、全くのつぶやきです

愛用していたラジオに、波がかかって、なぜかFMだけ、入らなくなりました アンテナをはずして、AMを聞いていました 6月に入ったら、父の日の自前プレゼントに、新しいラジオを買う予定にしていました

ところが、昨日、地区の川草刈りのとき、ポケットに入れていた、愛用の懐中時計をおとしてしまいました 夕方気がついて、川にいってみると、なんと、橋の上にありました すわったときに、ズボンのポケットから、すり落ちたのでした

時計が見つかって、運を使ったので、ラジオは、しばらく買わないことにしました

ラジオのことは、まったく分かりませんが、ブラシで、基盤を掃除してみました

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アンテナ近くをいじっていると、FMが入ることが分かり、アンテナをくっつけてみました 左から2番目が、アンテナの電波を拾っているようでした ここに、コードをつけて、アンテナとつなぐことにしました

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外への持ち運びはできませんが、家で、のんびり聞くことにしました

なんだか、不思議で、ラッキーな2日間でした

長門市三隅の昔話、源範頼(みなもとののりより)の墓と当麻小太郎(たいまこたろう)

源範頼(みなもとののりより)は、伊豆の修禅寺(しゅぜんじ)に幽閉され、梶原景時(かじわらかげとき)に、闇討ちされて、自害しました 墓地は、修禅寺にありますが、その近くの大寧寺、広島、浜松、鳥取などに、源範頼墓伝説があるようです

そして、ここ長門市三隅にも、源範頼墓伝説があります

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長門市三隅、生島に源範頼の墓が、市に源範頼の供養塔があります 生島の墓の形は、義経の墓に近いです 三隅に伝わっているのは、次のようなお話です

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範頼に関する資料が、いくつかあります

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吉見氏の家譜によると、当麻三郎は死に、小太郎だけ生き残っています 小太郎一人が、この生島に来て、主君範頼と父三郎の墓を造ったのかもしれません(首の有無は別として) 三隅八幡宮は、市へ移転したあと全焼し、総て失われてしまったようなので、鎌倉時代やそれ以前の資料がなくて、残念です 

いずれにしても、小太郎は、武芸に優れ、お寺まで建てたとは、立派です 広田家も有力者だったのでしょう

江戸時代の地図「行程記」は、現在とほぼ同じなので、位置や様子を調べるのに、とても役に立ちます

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カバ縄手~いか嶋(生島)~三見の道、往古、山陰道本街道で、今は、県道64号です この辺りで、「あぶみ」が掘り出されたそうです 金焼(かねやき)という小名なので、かじやがあったのかもしれません 

現在の生島周辺と明治20年の地図を、比べてみました

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生島村は、今は20数軒、江戸時代初めは50軒です 当麻小太郎が活躍した頃、この生島は、街道筋で、八幡宮もあり、さぞ、にぎやかだったことだろうなあ

追記5.7.10 源範頼供養塔の場所は「吉祥寺」という地名ですが、美祢のお寺には「法然寺」という寺を建てたという伝説があります 

そこで、別の説を創作しました 2022年10月18日、10月29日のブログに紹介しています