チューメイくんの田舎ぐらし

定年退職後田舎ぐらしを始めました

古文字、ことわ、栗と粟のこと

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昨日は、長門地方も雪が積もりました 

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雪雲は、朝鮮半島の陰にならず、山口県にも、しっかりやってきています 秋吉台では、連日、10センチ以上積もったそうです

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町の中央部、琴影橋からの中国山地です 景色が、少し違います この山の向こうに、秋吉台があります

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江戸時代の、毛利藩が作成した地図です 写真は、〇の橋から撮ったものです 古文書を調べていて、四角で囲んだ山と峠の名前が、確認できました

景色をもう少し広げてみます

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この山並みを、古文書の説明で解釈してみました 向こう側から、見ています

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確実に分かっているのは、「大谷山」が江戸時代と同じであること、「天井山」が、江戸時代、「すのこの嶽」と言われていたことです

三隅から真木へぬける峠の名前が、漢字で「栗か峠」、かなで「あこが峠」 「栗」を「粟」に、「こ」を「わ」に読めば、同じ名前で一致します 「わ」の古文字で、「こ」に見えるものがありました この峠は、「あわが峠」「粟か峠」で解決できそうです

「立河内山」は、古文書では、皆、「足河内山」となっていました この山は、「足河内山」のようです 

29年11月29日のブログ、古文字かなの形「こ」の中の「あこが峠」を、「あわが峠」に訂正します

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古文書が2つ以上あると、解釈が確実になって、ありがたいです

古文字かなの形、て、と、ロウバイの花のこと

手持ちの資料で、古文字のかなを整理しています

今回は、「て」と「と」です

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1 て

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「天」が「て」になった形があります

2 と

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「堂」や「徒」が「と」になっているものがあるようです

今、あちこちで、ロウバイの花を見ます 山の畑に、種をまいて育ったものが、2本あります

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こちらは、花が咲いています

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こちらは、まだ、つぼみです どちらも、1本の木の実から育ったものですが、花にはばらつきがあるようです 

今日は、島根も福岡も積雪だとか 長門では、ちらつく程度です

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雪雲は、朝鮮半島の陰になっていて、発達していません 風向きが、どちらかに変わると、山口県にも雪雲がやってくるようです 明日は、どんな雪雲ができるのかな

しいたけの駒打ち

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昨秋、栗畑周辺のクヌギを切りました

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太い部分に、しいたけの駒を打ちました

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はじめは、金づち式を使っていましたが、あまりにも時間がかかるので、途中でやめました

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以前試したドリルの歯です 駒打ち専用は、手持ちのドリルでは、回転が止まってしまいました ぬくのも大変 木工専用も、ドリルの力不足で、回転が止まりました 鉄鋼用だと、回転が止まりません 径9ミリが丁度よかったです

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60本ばかり、しいたけの駒を打ちました

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最後に覆いをかけて、時々水をかけます 2年後が楽しみです

古文字かなの形、ち、つ、畑の年貢

手持ちの資料で、古文字のかなについて整理しています

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1 ち

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「ち」は、今とあまり変わらないようです

2 つ

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「つ」は、いろんな使い方があるようです

群馬県のホームページに、古文書講座の資料が公開されています 今、その資料で、勉強しています その中に、吾妻群の畑の年貢のことがありました

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地図を見ると、吾妻は、浅間山の近くの、山麓に位置するようです ほとんどが、畑だったのでしょうか その中で、米を納めるのは大変だったことでしょう でも、今は、高原野菜の産地になっているのかな 

群馬県の公開資料は、古文書の勉強に、とても役だっています ありがたいです 

グミの剪定

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グミの木に、にょきにょき、徒長枝が出ました 毎年のことですが、なぜか、この木は、新しい枝を出そうとします

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やっかいなことに、刺がついている枝があります よく、手に、突き刺さります

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曲がった枝は、山に捨てました

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まっすぐな枝は、たきぎにします

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剪定して、すっきりしました 

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古い切り口に、キクラゲがついていました 家の周りは、日当たりがよくないので、いやなのですが、キクラゲは、よく生えてくれます

注進案の植物、長門市油谷河原、新別名、久富の草類

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています

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今回は、長門市油谷(先大津)、河原村、新別名村、久富村の草類です

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モミチは、多分モミジで、木がまちがって入っているように思います 別の村でも、モミヂが、草に入っています 

1 ツワブキ

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2 馬芹 キツネノボタンウマノアシガタのこと

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3 猫眼 ネコノメソウ

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長門では、2種類が見られます

4 鼠麴草 ソキクソウ ハハコグサ

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葉のふさふさ状態を、鼠の菊に見たのでしょうか

5 猫草 ゲンノショウコ

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猫草とは、地方名のようです 神輿草と記載されている村もあります

産物に興味深いものがあります 綿や葉煙草が、長門市西部地域でよく作られていたようです 薪がたくさん出荷されています 天井ケ岳周辺には、今も雑木林がたくさん残っていて、冬、イイギリの赤い実が目立つのが、その名残かと思います 鮎郷は、どのようなものなのか、今調べ中です

注進案の植物、油谷河原、新別名、久富の木類

天保の書、防長風土注進案の植物について調べています

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今回は、油谷河原、新別名、久富の木竹類です

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1 ヤマザクラ

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この地方では、ヤマザクラがあちこちで見られます

2 センダン

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3 野性のビワ

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海岸に近い山で、実が小さいビワの木が見られます 

4 ヤマツツジ

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4 コバノミツバツツジ

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ヤマツツジとコバノミツバツツジが、普通に見られます

5 篠竹 ヤダケ

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篠竹は、ヤダケのことだと思います 提灯の柄にしたので、今でも、チョウチンダケと言っています