田の畔に、泡の玉がありました
泡の中に、黄色い粒が入っていました 卵でしょう
泡の卵といえば、モリアオガエルですが、500m位離れたところにある溜池には、モリアオガエルの卵は、まだ1つもついていません それに、1月も早く、合唱も聞こえませんでした
数日前に、ここをスコップで掘っていたら、泡が出てきて、何か動いていたので、モグラかと思っていました どうも、これは、土の中に卵を産むシュレーゲルアオガエルのようです はじめて、見ました
田の畔には、アオスゲが生えています
アオスゲの実(雌穂)には、刺があります 刺が見えない白っぽいのが、雄穂です お花(雄穂)は、ふくらんでいます こん棒状と言われます
お花の鱗片には、芒がついているのがあります
一位ケ岳麓、俵山七重には、ノゲスカスゲがあります これが、アオスゲとよく似ているので、区別に悩みます
ノゲヌカスゲのお花(雄穂)は、こん棒状にふくらみません
お花の鱗片には、芒ができません この穂は、まだ褐色になっていません
2つの図鑑の説明をまとめてみました
お花(雄穂)のふくらみの違いについて、考えてみました
左、ノゲヌカスゲ、右、アオスゲです
穂を開いてみました 左、ノゲヌカスゲ、右、アオスゲです アオスゲの方が鱗片が大きく、すじ(多分葯の花糸)があります ノゲヌカスゲには、すじがあまり見られません 鱗片とすじの大きさが、こん棒状になるかならないかの違いになるのでは、と思いました
アオスゲかノゲヌカスゲらしきものを見つけたときは、お花(雄穂)を開いて、確認してみたいと思います